
以前、といってもかなり前(2016年12月)に「モバイルファーストインデックス」
について、当コラムでお伝えしました。
※https://www.doubleloop.co.jp/2016/12/5856/
詳しくは上のリンクから当時のコラムをご覧いただければと思いますが、
モバイルファーストインデックス(以下、MFI)とは何かを簡単に説明します。
MFI適用前
PC用WEBページのコンテンツの質と量で検索結果順位を決定
MFI適用後
スマホなどモバイル用WEBページのコンテンツの質と量で検索結果順位を決定
このようにMFIが適用されると、検索結果の結果表示の評価基準がPCページでは
なくモバイル(スマホ)ページに準拠するようになります。
そして検索結果はPC・モバイルそれぞれで異なった結果(検索順位)になるわけ
ではなく、モバイル向けページの評価に基づき、PC・モバイル共に同じ検索結果
が表示されるようです。
つまりは、スマホ用ページがない場合、MFI適用に伴い、もしかしたらガクンと
検索順位が落ちる可能性があるというわけです。
そして、ここからが今日の本題となりますが、このMFIがついに適用され始めて
います。
サーチコンソールをお使いの方には最近になって、モバイルファーストインデッ
クス適用の通知が届いたはずです。
※サーチコンソールとはGoogleが無料提供しているサイト解析ツールのことです。
では、MFI適用が皆さんにとってはチャンスなのかリスクなのかを調べる方法を
説明してまいります。
まず、Googleのモバイルフレンドリーテストツールでご自身のWEBサイトがモバ
イル用に最適化されているかをチェックしてみましょう。
▼モバイルフレンドリーテスト
https://search.google.com/test/mobile-friendly
※ちなみにスマホ対応が必要なWEBサイトである場合、サーチコンソール上でも
通知される予定とのことです。
そして、もしモバイルフレンドリーではない、つまりスマホ向けにWEBサイトが
最適化されていない場合には、WEBサイトのスマホページ対応が必要となります。
その場合、レスポンシブデザインで制作することを現段階ではオススメします。
MFIが導入され始めた今日においても、レスポンシブデザインのWEBサイトであれ
ば問題ないと、今のところ言われています。
MFIに対してやるべきことは、ここまで述べたスマホ対応したページを作ること
だけです。
MFIが本格化しても検索結果の上位順位には、コンテンツの質とボリューム、見
やすさが重要要因であることは変わりません。
SEO対策でせっかく良質なコンテンツを多く作ってきたのにMFIのせいで・・・
とならぬよう早い段階でスマホページ対応を実施しましょう。
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- 2017年06月22日
- カテゴリー : web戦略コラム
- タグ : MFI, SEO, SEO対策, スマホ, スマホ対応
お世話になっております。
ダブルループの福田です
今回のコラムですが、
自社のサイトやホームページをスマホ対応していない方は
是非ともご覧ください。
スマホ対応しないリスクとスマホ対応時のポイント

自社のサイトやホームページをスマホに対応していないことは
リスクだというけれども、実際どれくらいヤバいの?
こういったご質問をよくいただきます。
私の答えは・・・
「スマホ対応させないとかなりヤバい」です。
※もちろん業種によります。
今回はその理由についてデータをもとに解説してまいります。
まずスマホとPC、それぞれのインターネット利用について、
昨年末段階で下記のようなデータが出ています。
(引用:総務省 通信利用動向調査)
スマホ:パソコン = 57.9%:58.6%
※合わせて100%にならないのは両方を使っている人がいるからです。
このようにスマホがパソコンに肉薄してきています。
さらに年代別のPCとスマホの利用機器の状況でいえば、
10〜40代まではスマホの利用がPCを上回っています。
50代でもPCが64.9%に対して、スマホが54.8%と、
半数を上回っている状況です。
(同じく総務省の通信利用動向調査から引用)
ちなみに弊社のクライアントで
企業向けにソフトウェアを販売している会社のホームページへの
直近3カ月のアクセスでは、PC:スマホ=62%:38%という
データがあります。
BtoBビジネスの会社においても
約40%はスマホからアクセスしているということです。
そしてWEBサイトへのアクセスに限らず、
ネット広告においてもスマホ比率が6割を上回っていると言われています。
つまり、企業はスマホユーザーに向けての情報発信を重視しているということです。
事実としてスマホアクセスが増えていること、
そして企業動向としてスマホ向けのアプローチが増えていることから
会社のサイトやホームページをスマホ対応させることは不可避と言えるでしょう。

SEOの観点からもGoogleがMFIの導入を公言しているように、
スマホ対応は企業にとって死活問題になりえます。
(ただ、MFIの導入については、2018年以降になるであろうと噂されています。
昨年末に2017年はMFIに用心しようといった内容を配信しましたが、
もう少し遅れるとのことです。
当時の内容については下記にアップしております。)
▼参考記事「2017年はMFIに備えよう!」
では、実際にスマホ対応させる際の注意点を箇条書きであげてみると・・・
- シンプルなレイアウト
- 指で操作しやすいインターフェース
- スマホアプリに似せたデザイン
- 画像を極力少なめに
ポイントだけをあげると以上4点です。
この4点についてそれぞれ解説していきたいところですが、
長文になってしまうのでご興味ある方は当社にご相談ください^^;
ダブルループの福田です。
2016年、最後のコラムです。
今年1年、当コラムにお付き合いいただき、ありがとうございました。
今年最後のコラムとしてはだいぶ危機感をあおるような内容になっています^^;
しかし2017年以降のwebマーケティングを左右する内容であることは
間違いありません。
来年、スタートダッシュを決めるためにも、
ぜひ最後まで読んでいただけたらと思います。

2017年はMFIに備えよう!
「MFI」
この言葉をご存知ですか!?
モバイルファーストインデックスの略称で、
今、WEB業界でとても注目を浴びています。
実は、本コラムでも10月にかいつまんで伝えていました。
※当時の内容は下記からご覧ください。
http://www.doubleloop.co.jp/2016/10/5695/
MFIについて、最近になって色々と明らかになってきたことがありましたので、
本日改めてお伝えします。
MFIが導入されるとどうなるか!?
まず改めて、MFIが導入されるとどうなるか!?を端的に申し上げると
「スマホ向けページをもとに検索順位を決定する」
と現在のところ、言われています。
MFIは、まだGoogleが発表しただけで、検索エンジンに適用されていません。
今後将来、どこかの時点で導入するよ!という段階です。
スマホ向けページを制作していない会社や商品、サービスはMFIの導入に伴い、
自然検索から問合せが得られなくなった・・・・
ということが考えられるというわけです。
「ウチのホームページはスマホ対応させているから大丈夫!」
と思われた方も注意が必要です。
では、下記でいくつか例を挙げましょう。
具体例として
【レスポンシブwebデザインのホームページの場合】
MFIによる影響はない(少ない)でしょう。
※レスポンシブwebデザインとは、検索者が利用している端末(PC、スマホなど)に応じて自動的に画面構成を最適化させるweb制作の手法のことです。
【PCとモバイル(スマホ)で別々のURLのホームページの場合】
【スマホでもPCと同じデザインのホームページである場合】
MFIの影響を大きく受ける可能性が潜んでいます。
あくまで現在、噂されている内容に過ぎませんが、上述の通りMFIでは、
「スマホ向けページをもとに検索順位を決定する」
と言われているからです。

まとめ
上記に記載いたしましたことを裏を返せば
「PC向けのページのSEO対策は今後、検索順位に加味しない」
とも取れます。
Googleの正式発表がまだされていませんので、憶測の範囲でしかありません。
ですが、MFI導入でこれまでのSEO対策がオジャンになる前に、
スマホ向けページ対応を急いでおいた方が無難と言えます。
また、近年はスマホでの検索数がPCを上回っている時代です。
ホームページをスマホ対応してあげることは、
検索者(見込客)にはきっと喜んでもらえるはずです。
早ければ2月にはGoogleがMFIを導入するかも、、、
という噂がまことしやかに流れています。
自社のホームページのスマホ対応が済んでいない場合には、
どうぞお気軽にご相談ください!