アーカイブ : 2019年04月23日
お世話になっております。ダブルループの福田です。

私は、webはもちろん、電車やTVなどの広告を注視するようにしてます。
どんなターゲットに対して
どのような問合せを求めているのか
という視点で広告を読み解きます。
また同時に「おっ、この広告、すごく惹きつけられるな」という時は
なぜその広告が魅力的だったのか
を分析します。
秀逸な広告やwebサイトにはえてして良い商品であることに加え、目を惹かれるキャッチコピーが配列されています。
今日はキャッチコピーの作り方を紹介してみます。
惹きつけるキャッチコピーの作り方
ホームページやランディングページなどwebサイトを制作する際の重要なポイントの1つに「キャッチコピー」があります。
企業のwebサイトの基本的かつ共通的な目的は、見込客からお申し込みやお問合せを得ることです。
問合せを得るためには、見込客にwebサイトを見てもらわねばなりません。
見てもらうためには見込客の「おっ、このサイト見てみようかな」という欲求を刺激するキャッチコピーが必要なのです。
※広告の文言でも同様です。
ということで、今日は見込客を惹きつけるキャッチコピーの作り方を一部紹介します。
【1.新や初+熟語の感嘆系】
BtoCの広告やLP(ランディングページ)で最も使われている手法と言っていいでしょう。
例:
新発売!ありそうでなかった〇〇
業界初!〇〇機能を搭載した●●
初公開!月たったの●円で~~できた理由
どれも皆さんが一度は目にしたことがあるようなキャッチコピーではないでしょうか。
「新」「初」を熟語に掛け合わせるだけで、見込客の目を惹くことができるのがこの感嘆系キャッチコピーの特徴です。
【2.ターゲット限定系】
webサイトに訪れた見込客に対して、あたかも「貴方のためのサイトである」と語りかける際に使用するキャッチコピー制作テクニックです。
例:
●●エリアにお住いのサラリーマンの方へ
コピー機で年間〇〇円以上のコストをお支払いの企業へ
●●業の新規開拓にピッタリ!
地域や業種、年商、性別などを用いて、ターゲット顧客に対して「まるで私のことじゃん!」と思わせる方法がターゲット限定系キャッチコピーです。
【3.期間や人数限定系】
例から見てみましょう。
例:
先着●名様限定!たった2週間で顧客をドシドシ呼び込む方法
当社が●%もコスト削減できたノウハウを4月30日まで限定公開
期間や人数を限定することで、「今、見ないと損である」と訴える方法です。セミナーなどのフロント商品のイベントでよく使われる手法です。
【4.費用対効果PR系】
現在、見込客が費やしているであろうコストは損であることを想起させるキャッチコピーのことです。
例:
100,000円の●●料を10,000円にする方法
わずか5時間の●●で、年間〇〇万円のコストを削減!?
このように見込客が悩みとして抱えているであろうコストについて、自社の商品やサービスを使うことで大きな費用対効果を得られることを訴求することがキャッチコピーを活用することで可能となります。
今日ご紹介したパターン以外にも、無料訴求系、プロが選んだ系、ノウハウ記載系などいくつものキャッチコピー制作テクニックがあります。
良いwebサイトというのは狙った見込客をたくさん集められるサイトのことです。
デザインなど見栄えも当然のことながら、見込客に興味を持たせる「言葉」が重要なのです。
今日のコラムの内容が、皆さんのwebサイトやイベントページのキャッチコピーを際立たせる際のヒントになれば幸いです。
お知らせ情報
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ダブルループでは下記の期間、ゴールデンウィーク休暇をいただきます。
メールでのお問い合わせは休暇期間も承っておりますが、お電話でのお問い合わせは下記の期間外でいただけると幸いです。
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2019/4/27(土)~2019/5/6(月)
ご迷惑をおかけしますが、どうぞ宜しくお願いいたします。
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お世話になっております。ダブルループの福田です。
2018年も残すところ2週間を切りました。
2019年にwebで見込客を集めたい方向けに、今日はランディングページの必要性
について考えてみましたのでぜひ、御覧ください!

ランディングページの必要性
皆さんの会社では、主な商材やサービスに関するランディングページ(以下LP)
をお持ちでしょうか?
改めて説明するとLPとは
1つの商品やサービスを知ってもらい、販売のキッカケを作る
1枚の長いwebページのことです。
※細かくは見込客が最初に訪れた自社のwebサイトのページなどと定義される場
合もありますが、今回は上述の意味合いでLPを定義します。
webで何かを探すと、検索結果に広告が表示されます。こちらをクリックして
みるとわかりますが、たいていのサイトがLPです。
なぜ、どの企業もLPを用意するのでしょうか?
それは・・・
特定の(1つの)商品やサービスに対して申込を得やすくするため
です。
通常のwebサイト、いわゆるホームページでは、会社概要や様々なサービスの
説明が書かれています。このホームページだとサイトに訪れた見込客に対して、
必要以上の情報を与えることになりかねません。
その結果として
「また後でじっくりホームページを見よう」
「時間がある時に見よう」
といった風に皆さんのホームページから見込客は離れてしまいます。
※この離れてしまうことをWEB業界では「離脱」と言います。
離脱を防ぐためにも
売りたい、問合せを得たい特定のサービス用に1つのページを用意する
これがLPの目的であり、役割です。
以上より、何かしらのサービスや商品を販売したいと考え、webで見込客を集客
することを検討する場合にはLPがないと、難しいと言えます。
また、「せっかくLPを用意しているのに、もったいないな~」というパターンも
よく目にします。
LPで商品の機能や特徴を事細かに説明し、お客様の声などの事例も記載されてい
る。
しかし、もったいないLPであるケースがあるのです。
もったいないLPというのは
「詳しくは今すぐお問い合わせ!」
といった個別相談に誘導しているLPの場合です。
LPの目的は、ページに訪れた見込客の興味を最大限に高め、問合せに繋げること
です。
が、見込客の視点で考えると「個別相談」や「個別問合せ」というのは心理的な
ハードルがグンっと高くなってしまいます。
よってLPでは個別相談や問合せではなく・・・
・●月までの期間限定でノウハウをまとめた事例集をプレゼント!
・先着■名様まで限定の特別セミナー!
このようにセミナーなどのイベントや、小冊子などの特典プレゼントをLPの着地
点として用意するべきなのです。
「個別相談に申し込むと営業の人から電話かかってくるよな、まだその段階では
ないからな・・・」
という顧客心理を
「小冊子を是非とも読んでみたい、期間限定なら早く申し込まなきゃ」
と、魅力的な特典やイベントによって欲求を刺激して、行動をとらせるのです。
このようにLPを作る場合にはいくつかコツがあります。
今日はLPの必要性と、効果の高いLPのポイントを1つ紹介しました。
また次回以降にLP制作のポイントについては書いていきますが、webから効果的
に見込客を集めたいとお考えでしたら、お気軽にご相談くださいませ。
▼ダブルループのLP制作
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ダブルループの福田です。
ここ数回のメルマガでリスティング広告運用のコツを書いてきました。
まだお伝えしたいことがあるのですが、今日は箸休めとして久々にfacebook集客についてお伝えします。

facebook広告を出稿するならABテストを活用しよう
ABテストという言葉を皆さんはご存知でしょうか?
マーケティング用語の1つで、「Aの広告とBの広告、2つのうちどちらの方が多くの反応を得ることが出来るのかをテストする」という検証手法のことを指します。
WEBの世界では広告用のWEBページ(ランディングページ)や広告用ディスプレイ(バナー)を制作する際に一定期間、一定の費用を投じてABテストを実施します。
そして効果の高かったいずれかを本採用して運用するというのがマーケティングの王道です。
しかし中小企業にとってはいざ「ABテストをやってみよう!」となると、かなりの労力がかかります。
WEBページを修正したり、広告出稿媒体を2つ分検討せねばならないなど、なかなかの手間がかかるのです。
このように中小企業にとって障壁の高いABテストですが、facebook広告であればAとBという広告を簡単にテストしてくれます!
前置きが長くなりましたが、今日はfacebookのABテストの内容と設定の概要を説明致します。
まずfacebookのABテストで出来ることは下記の通りです。
1.広告素材
広告フォーマットや広告文、画像、異なるリンク先など広告素材のパターン別にテストすることができます。
2.配信の最適化
広告効果の最適化(コンバージョンやリンククリック)やコンバージョンウィンドウの違いによる変化をテストできます。
3.ターゲット
30代の女性と40代の女性ではどちらのパフォーマンスが高いかなど、性別、地域、年齢などターゲット別のテストができます。
4.配置
自動配置とカスタム配置、モバイルのみとPCのみではどちらのパフォーマンスが
高いかなど、異なる広告配置によるテストができます。
1~4のテストを簡単に設定できることから、少ない広告予算で最大の効果を得ることが可能になるわけです。
では、どうやってABテストを設定するかというと・・・
・まず広告キャンペーン作成画面で「A/Bテストを作成」というチェックボックスがあるので、こちらにチェックを入れます。
・次に「変数」という入力欄で「広告素材」「配信の最適化」「ターゲット」「配置」の中からABテスト対象変数を選びます。
あとは表示内容に沿って、テスト内容(広告素材やターゲットなど)を入力するだけです。
広告出稿画面の説明に従って入力を進めていけば、ABテストをスムーズに実施できるようになっています。
せっかく費用を投じてプロモーションをするのであれば、最大の成果をあげられるようABテストはやるべきです。
facebookにおいては簡単にABテストを行うことが出来る仕様なので、使わない手はありません。
facebook広告を出稿されている方は是非、お試しください。
お世話になっております。
ダブルループの福田です。
意外と活用されていない方が多いのですが、Googleアドワーズには「広告カスタマイザ」という機能があります。
この機能を使うと検索者に対して効果的なアプローチをすることが出来ます。
今日は広告カスタマイザで出来ることとそのメリットについて書いてみました。

見込客を獲得するリスティング運用のコツ~その4
広告カスタマイザとはGoogleアドワーズの機能の一つで、これを使えば検索者の興味に近しい広告文を自動作成し、配信することが出来ます。
どういうことが出来るのか、例を挙げてみます。
たとえば印刷会社がアドワーズを利用して集客するとします。
印刷会社はどのような検索ニーズに対して課題解決できるかというと・・・
「チラシ 印刷」
「パンフレット 印刷」
「名刺 制作」
「ポスター」
「DM」
「冊子」
「安い」
「短納期」 |
などなど印刷物各種(商品)に加えて「制作」「印刷」といったキーワード、さらには「早い」「安い」といったニーズを持つ検索者が顧客になるはずです。
これらの検索ニーズをGoogleアドワーズで満たすとなると、広告グループに商品各種を設定し、キーワードは「商品各種+制作など+早い(安い)」を並べます。
広告文は「チラシ制作●円から~|最短●営業日で納品」といった具合に商品単位で広告文を作成しなければなりません。
広告カスタマイザを利用すれば、検索者の検索キーワードに合わせて自動的に最適な広告文を配信できるようになります。
たとえば「チラシ 印刷 短納期」で検索した人に対しては「チラシ制作●円から~|最短●営業日で納品」という広告文を自動的に出し、「ポスター 印刷 激安」で検索した人には「ポスター印刷 業界最安値|激安の●●円~」といった具合に最適な広告が配信できます。
このように最適な広告が配信できるとすれば、自ずと広告からサイトへの流入数は増えます。
つまりは広告カスタマイザを使えば、検索者に対して最適な広告でアプローチできることからクリック率が改善されます。
また最適な広告配信ができるので、前回お伝えした品質スコアの上昇も見込めます。
良いこと尽くめの広告カスタマイザですが、他にも出来ることがあります。
それがカウントダウン関数です。

これはセミナーをはじめとした各種イベントの集客用といえる機能でして、イベント開催日を設定しておくと、検索者がイベント開催日の1週間前に特定のキーワードで検索した際に・・・
●●セミナー開催|◆◆業界向け
有名講師が勢ぞろい
開催まであと7日 |
カウントダウン関数を使うことで、上の例の「あと7日」という開催までの期日が自動的に検索日時に応じて変更されます。
イベント日が迫っていることを検索者に伝えることが広告文上で出来るので、クリック率を増加させることが可能となります。
今回ご紹介した広告カスタマイザを使うことで劇的にアドワーズのクリック率を改善することが出来たことがあります。
ただ個人的に広告カスタマイザは豊富な商品ラインナップ、地域を細かく分類し地域密着の営業対応をしている企業に向いているのかなと思っています。
広告カスタマイザの設定についてご興味ある方はどうぞお気軽にご相談下さい。
- 2018年04月25日
- カテゴリー : web戦略コラム
- タグ : web戦略, リスティング広告, 品質スコア, 広告運用, 掲載順位
お世話になっております。
ダブルループの福田です。
今日もリスティング広告運用のポイントについて書きました。
「安く」「効果的」なリスティング広告運用のポイントをまとめています。

見込客を獲得するリスティング運用のコツ~その3
リスティング広告を効果的に安く運用する方法を今日は考えてみます。
前回、チラッと話をしましたが、GoogleAdwordsには品質スコアという概念・尺度があります。
たとえば皆さんが「新宿 相続」とGoogleで検索したとします。
すると・・・
「新宿対応|相続に強い税理士事務所」
「新宿で初めての相続なら●●事務所」
といったリスティング広告が表示されることでしょう。
しかし広告の中に
「品川区で実績多数|●●法律事務所」
という広告があったら、検索者である皆さんはどのように思いますか?
(品川区の士業事務所じゃ遠いな~)
(品川だと行くのも大変だし、対応も遅そう…)
などの反応を示す方が多いことでしょう。
このように検索者のニーズを満たせない広告の場合、品質スコアが下がります。
品質スコアは1~10段階で評価され、Adwordsでいつでも評価を確認することができます。
上述した品川区の広告内容だと、検索者ニーズを満たしていないため低評価になることが考えられます。
そしてようやく今日の本題についてですが、効果的に安く広告運用するためには品質スコアを上げることが必須となります。
リスティング広告には掲載順位があります。
見込客が検索した際に広告が掲載順位に従った位置で表示されますが、この掲載順位は・・・
品質スコア × 入札価格
にて決定されます。
これが広告運用の費用対効果に大きく影響を及ぼします。
例を挙げてみましょう。
たとえばA社の広告では、品質スコアが「5」、入札価格が「100円」だとします。
この場合、掲載順位を決める値は
5×100=500
となります。
仮にこの広告が掲載順位1位だとします。
一方でB社では品質スコアは「1」、入札価格は「500円」です。
よって掲載順位を決める値は
1×500=500
です。
こちらも同じく500なので、上の会社と同じく掲載順位が1位となります。
A社、B社、どちらも掲載順位が高くてWEBから集客できそうです。
しかし、ここで少し考えてみましょう。
掲載順位1位ならばそれなりのクリックが見込めます。1日で10クリックを獲得出来たとします。
A社の場合は入札価格が100円なので
10クリック×100円=1,000円
B社の場合は入札価格が500円なので
10クリック×500円=5,000円
ご覧の通り広告コストに5倍もの差が付いています。
仮にA社、B社が同じ商品を販売していたとしたら、どちらのビジネスが上手く回っているかは言わずもがなです。
更に細かいことを述べると、B社の品質スコアは最低の「1」なので、掲載順位1位を維持することは難しくなっていくはずです。
なぜなら検索者のニーズに応えていないため、1位維持のための入札価格が上がっていくはずですから。
今日のテーマである「効果的」というのは多くのクリックを獲得することです。
多くのクリックを得るためには品質スコアを改善していく、もしくは入札価格を高く設定するしかありません。
そしてもう1つのテーマである「安く」を実現するためには品質スコアを改善するしかないのです。
つまりは品質スコアが上げることがリスティング広告運用において重要なことであるということです。
もし皆さんがリスティング広告を運用されているのであれば、出稿キーワードに対する品質スコアをご確認くださいませ。
これからリスティング運用を考えている方は、見込客が検索するであろうキーワードに則した広告文の作成を熟慮することをオススメします。
お世話になっております。
ダブルループの福田です。
前回に引き続きリスティング広告運用のコツを今日も書きました。
WEB広告を出稿中、もしくはこれからの出稿をお考えの方にはオススメです。

見込客を獲得するリスティング運用のコツ~その2
今回もリスティング広告運用のコツについて書いていきます。
仮に皆さんがリスティング広告を出稿していたとしましょう。
その時、広告を出稿する目的は何でしょうか?
商品やサービスへの問合せの獲得?
セミナーへの申込の獲得?
サンプルやデモへの申込の獲得?
などなど目的は様々でしょう。
そして、それぞれの目的に応じた広告文を作成し、リスティング広告を出し、ターゲット顧客からのクリックを得て、webサイトに誘導します。
さて、今日のポイントはココで、何かというと・・・・・
webサイトが広告文にマッチした内容かどうか
という点です。
たとえば「新宿 相続」でターゲット顧客が検索し、リスティング広告をクリックします。
すると開いたwebサイトはホームーページの「税務顧問、確定申告から相続まで何でもやります」とトップページが開かれました。
ターゲット顧客はどのように感じるでしょうか?
「あれ、相続に長けた税理士ではなさそうだ・・・」
と感じて、ブラウザの戻るボタンを押してしまう人がきっと多いことでしょう。
このように(最近は少なくなってきましたが、)せっかくリスティング広告を出しているにもかかわらず、広告から誘導されているwebサイトがホームページのトップページになっているというケースが多く見られます。
また会社のホームページの商品案内ページに誘導しているケースも同様に多く見受けます。
特定の商品やサービス、セミナーなどで広告を出稿しているのであれば、そのサービス限定のページを案内すべきです。
ターゲット顧客が探している情報に焦点を当てたページを用意しなければなりません。
会社のホームページでは商品やサービスに関する情報が不十分であったり、それ以外の情報が掲載されているため、サイトに誘導されたターゲットに対して親切とは言えません。
リスティング広告からの誘導先に1ページ、いわゆるランディングページ(LP)が多いのはこのような理由からです。
よってリスティング広告をはじめとしたWEB広告から見込客を集める場合には広告出稿方法とともにランディングページの制作も検討する必要があります。
ここで、リスティング広告出稿時の検討すべき内容を改めて整理して具体的に挙げてみると・・・
・広告出稿の目的の明確化
・コンバージョン数の目標設定
・目標クリアのための予算設定
・低予算でクリアするための検索キーワード選定
・広告文言の作成
・コンバージョンに誘導するためのページ(LP)設計
少なからずこの6点は検討しておきましょう。
それぞれのポイントで更に検討すべきことがあります。
一例を挙げると広告文言およびランディングページがユーザーの検索ニーズにマッチしていると、品質スコアというGoogleが掲げる広告指標がアップします。
品質スコアが上がると広告掲載順位(掲載場所)が上の方に表示されたり、広告費用を抑えることが出来ます。
各ポイントの検討事項についてはまた次回以降に触れて参ります。
リスティング広告で費用対効果を高くする(CPC単価を抑える)ことについてお悩みの場合はいつでもご相談ください。
お世話になっております。
ダブルループの福田です。
今日からはリスティング広告の運用ポイントなどを数回にわたって書いてみます。
第一回の今回は「そもそもリスティング広告って何?」という初心者向けの内容と中小企業におけるリスティング広告運用のポイントを考えてみました。
中小企業が見込客を獲得するリスティング運用のコツ

webサイトを制作する目的の多くは「見込客の獲得」でしょう。
webサイトで見込客を獲得するための方法は大きく2つあり、SEO対策とリスティング広告が挙げられます。
SEOについてはこれまで何度も書いてきましたので、今回からシリーズでリスティング広告運用のコツを書いてまいります。
まずそもそもリスティング広告とは、GoogleやYahoo!といった検索ポータルで、特定のキーワードを打ち込んだ際に検索結果順位の上部に表示される【広告】という囲いのある検索結果のことを指します。
SEO対策をバッチリ行い、検索結果1位になったとしてもその上部にはリスティング広告が表示されます。
つまり、早い話、時間と手間をかけてSEO対策を行うよりも広告投資でリスティング広告を使えばすぐにでも見込客に自社のwebサイトをリーチすることが可能になるということです。
ではどうやって広告を出すかというと、GoogleではGoogleアドワーズ、Yahoo!ではYahoo!プロモーション広告という広告出稿サービスが用意されています。
各広告出稿サービスでアカウントを作成し、広告文言とURL、広告を表示させるターゲットキーワードをセット(キャンペーンを作成)すれば広告を出すことが出来ます。
そして気になる費用はどのようにしてかかってくるのかというと、リスティング広告ではクリック課金制が採られています。
たとえば皆さんの見込客が「WEB制作」というキーワードを検索した際、リスティング広告枠に広告が出るよう皆さんが出稿したとします。
そしていくつかある広告の中から皆さんのホームページがクリックされると1クリック●●円と定められた費用が課金されていきます。
これがリスティング広告のサービスの仕組みです。
1クリック●●円と書きましたが、これをクリック単価と言います。
クリック単価は定額ではなく、上限単価が広告主より設定されています。
ここで大切なことが、リスティング広告もSEOと同様、掲載順位がつきます。
人気のキーワード(見込客の多数が検索するキーワードなど)であれば、リスティング広告を出稿している企業が多く、広告といえども簡単には表示されません。
掲載順位は・・・
品質スコア×上限クリック単価
によって決まります。
品質スコアというのは広告の質のことを指し、リスティング広告の文言が検索者のニーズに適しており、クリック率が高いといったことなどから評価されます。
上限クリック単価については入札イメージです。
例を挙げると、同じ広告内容でA社が1クリック100円までで設定し、B社が200円で設定していたとしたら、当然のことながらB社の広告の方が掲載順位は高くなります。
ここからはリスティング広告運用のポイントとなりますが、中小企業においては人気のキーワード、いわゆるビッグキーワードでの広告出稿を避けるべきです。
ビッグキーワードに対しては、同じ業界の同業他社がこぞって出稿しているはずです。
よってキーワードの競合性が高く、価格競争に陥りがちです。
※ここでいう価格競争というのは掲載順位を上げるためのクリック単価費用と、広告文言に商品やサービスの価格の2つを指します。
よってロングテールキーワードと呼ばれる、検索ボリュームが少ないキーワードを網羅して広告を出して、広告費用を抑えながら集客することが、中小企業の実践すべきリスティング広告運用といえるでしょう。
ロングテールキーワードについてもう少し詳細を述べておきますと、検索されることが少ないであろうキーワードのことです。
ビッグキーワードからのアクセスを求めるのではなく、クリック数は少ないであろうロングテールキーワードをかき集めて広告を出稿し、クリック数を多く獲得することが中小企業の広告運用の肝です。
なぜロングテールキーワードに絞るかというと・・・
・上限クリック単価を抑えることが出来る(はず)
※検索ニーズが少ないから
・掲載順位で上位表示が狙える
※競合が少ないから
という理由が挙げられます。
皆さんが新宿区で税理士事務所を経営しているとしましょう。
そして、相続案件の獲得を考えている場合であれば・・・
「新宿区 相続」「新宿区 遺言書作成」
といったようないくつかのキーワード(主にエリア+案件名)で広告を出せば、プロモーション費用を抑えて、集客を行うことが出来るでしょう。
逆に「相続」「遺言書作成」というキーワードはビッグキーワードとなり、掲載順位を高めるためには多額の広告予算が必要になってしまいます。
このようにリスティング広告には自社の商品の特徴や広告予算規模に応じて、正しい一手を打つことが求められます。
今回ご紹介したようなWEB集客やWEB戦略について、当社では無料相談を行っております。
「せっかくホームページを作成したが思ったような集客に繋がらない・・・」といったようなお悩みをお持ちであれば、どうぞお気軽にご相談ください。