モバイルからサイトへのアクセス速度が重要に!?
お世話になっております。
ダブルループの福田です。
先月中旬にGoogleから
「ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用します」
という発表がありました。
今日はその内容を解説します。
モバイルからサイトへの アクセス速度が重要に!?
Googleのウェブマスター向け公式ブログに
「ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用します」
という内容がアップされました。
参考:Googleのウェブマスター向け公式ブログ「ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用します」
要点をまとめますと・・・・
「2018年7月よりwebサイトの読み込み速度をモバイル検索時の検索上位表示の要素として盛り込みます」
という内容です。
もっと噛み砕いて(そして極端な)表現をするならば・・・・
「表示速度の早いサイトじゃなければ上位表示されない」
と言えるでしょう。
要するにGoogleはwebサイトの表示速度にこだわっているということです。
表示速度へのこだわりが伺えるデータがありました。
それは、モバイルからwebサイトにアクセスした際の読み込み速度が
1〜3秒だと直帰する可能性が32%増加
1〜5秒だと直帰する可能性が90%増加
1〜6秒だと直帰する可能性が106%増加
1〜10秒だと直帰する可能性が123%増加
というデータです。
引用元:think with Google「Find out how you stack up to new industry benchmarks for mobile page speed」
このデータによると、サイトの読み込み速度に応じて30〜120%も直帰率が変わってしまうのです。
サイト側、つまり皆さんの立場からすると読み込み速度によっては多くの機会損失を招いている可能性があると言えます。
またGoogle側からすれば、コンテンツ(サイト内容のSEO対策)は文句なしなので上位表示させているにも関わらず、読み込み速度が遅いゆえに検索者に不満足を与えてしまっている可能性が高いという状況になっているのです。
今回の検索ランキング決定要素の変更に伴い、早急に対策を講じるべきサイトはズバリ・・・
モバイルからの自然検索流入が多い、もしくはモバイルからのコンバージョンが多いサイト
でしょう。
モバイルからの流入に依存している場合、尚且つサイトの読み込み速度が極端に遅いサイトの場合は7月からの改正に伴い、検索上位から外れてしまい機会損失が増大する可能性があり得ます。
では簡易的な対処法をお伝えします。
それは「PageSpeed Insightsを利用して、地道に改善を図る」です。
こちらにご自身のサイトURLを打ち込むと数秒で評価が表示されます。
この評価が70pt以上であれば今のところ、問題ないだろうと言われています。
※70ptのボーダーはあくまで2月現在の弊社の見解で、今後変わる可能性が大いにありますのでご注意を。
評価と共に改善点が表示されます。Googleによる改善点を1つずつ愚直に修正していくことが対処法です。
スマホが人々の共通インフラになった今、今後はますますモバイル端末から見やすい・使い勝手が良いwebサイトが求められるでしょう。
webサイトはコンテンツだけでなく、あらゆる面での品質にこだわって作らなければならなくなっていく時代です。
自社のサイトの改善についてお悩みの場合はお気軽にご相談くださいませ。