reCAPTCHA v3でスパム対策
- 2022年02月24日
- カテゴリー : 事業内容, web戦略コラム
- タグ : Google, SEO対策, WEBマーケティング
お世話になっております。ダブルループの福田です。

今回のコラムではピンポイントな課題解決策を紹介します。
「ホームページのお問合せフォームからスパムメールが大量に届いて困ってる」
こんなお悩みをお持ちの方は是非ご覧ください。
reCAPTCHA v3でスパム対策
スパムメールはbotで運用されていて、サイトをクローリングして問合せフォーム
からスパム行為を行っていきます。
ホームページはbot(悪意があるプログラム)によってさまざまな攻撃、いわゆる
スパム行為を受けています。
自動的に大量のユーザ登録をしたり、不正なログインを繰り返したり、そのために問合せフォームに大量にアクセスしたりします。
そこでwebサイト側に
「この操作はbotによるものなのか、人間によるものなのか」
を判別する仕組みが必要になりました。
その仕組みのことをCAPTCHA(キャプチャ)と呼びます。
CAPTCHAのうちGoogleが提供しているサービスのことを
reCAPTCHA(リキャプチャ)と言います。
reCAPTCHAはサイトにアクセスしているのが人間かbotかを判別して自動でbot
をブロックしてくれる無料サービスで、現代では多くのwebサイトに導入されて
います。
reCAPTCHAには大きく3つのバージョンが存在します。
1つ目は文字認証のタイプで、画面上に歪んだ英数字がランダム表示されてその
内容を入力せよという方式でした。
実はこの方式は既に提供は終了されています。
というのも、botではないと判断するための文字認証が複雑化し、人間でも読み
取ることが難しくなったためです。
続いて登場したのが「私はロボではありません」にチェックを入れ、更に複数枚
の画像の中から「バスが映っている画像を全て選んでください」と画像選択を迫
る方式のものです。
正しくはチェックボックスをクリックした際にbotによるアクセスの可能性がある
場合は画像チェックを行うという2段階方式です。
これはreCAPTCHA v2という1つ前のバージョンです。
※現存してます。
そして最新バージョンがreCAPTCHA v3(以下v3)と呼ばれる方式です。
v3は、文字の入力やチェックボックスのチェック等のアクションが一切必要ない
ため、ユーザーに負担をかけない仕様となっています。
これは弊社のホームページURLですが、リンクを開くと右下に「プライバシー・
利用規約」と書かれた青色のアイコンがあります。
このようにv3では右下にひっそりとアイコンが存在する仕様になりました。
「本当にスパム対策出来てるの?」と不安にもなる仕様ではありますが、人間の
動作を機械学習して、人間かbotかを自動で判断してくれます。
実際に問合せを行うユーザーにとっても余計な手続きが不要なのでv2と比べると
利便性が高まっています。
よほどの理由がない限り、reCAPTCHA v3の導入がオススメします。
v3唯一のデメリットとしてはホームページの右下にアイコンが居座り続けること
になるので操作の際にわずらわしさをユーザーが感じることがあり得るという点
でしょうか。
デメリット以上に利点が多いので、スパムでお困りの方はreCAPTCHA v3の導入
をご検討されては如何でしょうか。
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