社長ブログ
- 2016年08月25日
- カテゴリー : web戦略コラム
- タグ : SEO対策, web戦略, ブラックハット
これまで当コラムでSEO対策の手法を幾度にわたって述べてきました。
Googleのガイドラインに従って、検索する人、
言い換えればあなたにとっての見込客が欲している情報・コンテンツを
継続して提供していくことで検索順位は自ずと上がるようになっています。
※Googleガイドライン:
https://support.google.com/webmasters/answer/35769?hl=ja
しかしガイドラインの穴をつくような、グレーゾーンをつつくようなSEO対策
により、検索結果で上位表示されるよう意図的に操作する手法が
以前より存在しています。
これらの手法は、現在において「ブラックハットSEO」と呼ばれ、
真っ当なSEO対策の効果を下げてしまう可能性があります。
今日は知らず知らずのうちにブラックハットSEOを実施していないかを
ご確認いただくために、ブラックハットに分類されるSEO対策を紹介します。

1.有料リンク
業者からリンクを購入し、意図的に被リンク(外部リンク)を増やす方法です。
以前までは「被リンク数=そのサイトが賑わっている」と判断され、
検索結果に良い意味で大きく影響していました。
しかし、近年においては被リンクをお金で購入するなど、被リンク数の増加を自作することができるようになったため、Googleは
意味のない被リンクを多く含むホームページに対してはペナルティを課す傾向にあります。
※もちろん意味のある被リンクに対してはSEOにおいて正しく評価されます。
2.相互リンク集
自社のホームページを特定のサービスに登録すれば、そのサービスに関連しているホームページからの被リンクをもらえるというものです。
こちらも有料リンク同様、被リンクを劇的に増やす手法として一時期とても流行りましたが、現在ではペナルティの対象と言われています。
3.隠しテキスト・隠しリンク
ホームページ上の背景と同じ色の文字リンクを貼り付けておくことで、SEO対策を実施するという手法です。
しかしSEOで評価されるべきは「ユーザー(検索者)にとって有益かどうか」です。
隠しテキストは、ユーザーにとって意味のない行為とみなされ、ペナルティの対象です。
4.ブログなどへのコメントリンク
ブログを過去にやったことがある方なら一度はご経験があるかと思います。
ブログとは関係のない意味のない文章とともに不明なリンクが張られるコメント、これがコメントリンクという手法にあたります。
これもブログ内容とは関係のないコメントとリンクは悪質な手法ということで現在は対策がとられています。
5.ワードサラダ
GoogleやYahoo!といった検索エンジンでは、
「ユーザーが特定のキーワードで検索した際に、そのニーズを満たすコンテンツが用意されたホームページを表示させる」
ことを目指しています。
ニーズを満たすコンテンツには当然、特定のキーワードが含まれた文章が入っています。
この特定のキーワードが含まれた文章をコンピュータで自動生成させることを「ワードサラダ」と言います。
コンピュータによる自動生成のため、ユーザーにとって意味のないコンテンツであるケースが多く、SEO対策においてのみ有効な手法なので現在においては、
ワードサラダを大量に含むホームページはペナルティの対象となっています。
本日はブラックハットSEOの中でも代表的な5つの手法を紹介しました。
もしあなたの会社のホームページで、この中に当てはまる対策をとられている
場合は中止して、検索者が求めている有益なコンテンツ作りを始めましょう。
【ご参考】
検索ニーズを満たすコンテンツの作り方(http://www.doubleloop.co.jp/2016/02/4923/)
- 2016年08月18日
- カテゴリー : web戦略コラム
- タグ : SEO対策, web戦略, 地域特化型WEBサイト
地域特化型WEBサイト
皆さんは、「ヴェニスアップデート」という言葉をご存じでしょうか?
Googleのアルゴリズムが変更する際には、「●●アップデート」と特定名称がつきます。
ペンギンアップデートやパンダアップデートという名称を耳にしたことがある人も多いのではないかと思います。
ヴェニスアップデートも例にもれずアルゴリズムの変更を指します。
実施時期は少し昔で2014年末頃でした。
このヴェニスアップデート以降、検索ユーザーの地域性を考慮した検索結果が表示されるようになってきています。
飲食・観光・士業・教育等の地域性の高い業種の会社や、複数の店舗・拠点を展開している会社の場合には・・・・
『その地域に根差した情報(コンテンツ)をwebサイトから提供できているか』
という点が最近の検索結果では重要視されるようになりました。
では具体的にどういった手を打てばいいのか?
そのような方のために、今日はヴェニスアップデート以降、検索結果に影響を及ぼすようになったSEO対策のポイントを7つお伝えします。
SEO対策のポイント
titleタグやhタグの地名キーワードを記載する
titleタグ、hタグそれぞれに「地名+サービス名称」を入れましょう。
例:新宿の相続なら●●税理士事務所
ただし地名キーワードをむやみやたらに詰め込めばOK、ということでは決してありません。
検索者にとってきちんと意味が伝わるかどうかを意識して、書きましょう。
地域について書いたコンテンツ(ブログなどページ)を作る
地域に関係するコンテンツページを用意しましょう。
例:新宿区で物件をお探しの方向け!スーパーマーケット事情
会社名称(サービス名称)・住所・電話番号を統一する
自社のwebサイト上で、会社やサービス名称・住所・電話番号を統一して記載しておくことはもちろん、外部サイトにおいても統一した情報を記載するようにしましょう。
例:dobleloopやダブルループが混在するのではなく「ダブルループ」で統一
店舗・拠点毎のページを制作する
地域ビジネスをしている場合には、店舗・拠点毎のWEBページを制作しましょう。
地名入りリンクを挿入する
地名が入ったアンカーテキストでのリンクを外部サイトからもらえるチャンスがあれば、是非、挿入しましょう。
構造化データでマークアップする
会社(サービス)名称・住所・電話番号を構造化データでマークアップしましょう。
もちろん、上記3点の他にも、ビジネスに関連する情報があればマークアップすべきと言えます。
Googleマイビジネスに関連付けする
Googleマイビジネスのアカウントを各店舗・拠点毎に作成し、店舗のwebサイトとの関連付けを承認しましょう。
以上7つの対策により検索者に対して、地域にマッチしたサービスであることを伝えやすいサイトにしていくことが可能です。
地域密着ビジネスを展開されているのであれば、是非、お試しください!
- 2016年07月26日
- カテゴリー : web戦略コラム
- タグ : AMP, facebook広告, web戦略
SEO対策に有効!?AMPって何?
最近、web業界でちょっとした話題になっているのが「AMP」です。
webに精通していない方からすると
「??? 私には関係なさそう」
と思われる人も多いでしょう。
しかしこのAMPが、今後のwebマーケティングにて重要なキーワードに
なりえるかもしれません。
今日はAMPについて少し解説してまいります。

AMPとは
「Accelerated Mobile Pages」
の略称で、
モバイル端末でホームページを高速表示するためのフレームワークのことです。
もっとかみ砕いて言うと・・・・
「スマホからホームページを高速で表示させる手段」
のことです。
スマホが広く普及してきたことから、
「PCではなくスマホという小型ハード端末からでも
必要な情報を素早くユーザーに提供すること」
を目的として開発されてきたのがAMPです。
AMPの何が良いのかというと、(少し技術的な話になります)
通常、ホームページにアクセスする際、
リンクがクリックされてからHTMLが読み込まれるため、
ホームページが表示されるまでにある程度のタイムラグが生じます。
ところがAMPでは、ホームページのHTMLをあらかじめGoogleで
キャッシュしていることから、読み込み時間が短縮されていて、
ホームページがこれまでよりも高速で表示されるようになります。
ではこのAMPにどのようなメリットがあるかというと。。。。
ホームページがAMP対応していると仮定して説明してみましょう。

ユーザーが特定のキーワードを検索する
↓
AMP対応したホームページをクリックする
↓
高速で表示されるのでページは多くのユーザーにとってストレスなく参照できる
↓
つまり、ユーザーは他のサイトよりも満足する
↓
自ずとそのページ参照数がアップする
↓
検索結果で上位表示されやすくなる
このようにAMP対応は検索者、すなわち見込客にとってメリットがあるため、
SEO対策の観点からも有効と言える施策です。
今後はますますインフラ、そしてスマホなど
モバイル端末が発達していくでしょう。
そうなると、より快適なホームページへのアクセスをユーザーが望むことは、
容易に想像されます。
ホームページなど各種webサイトのスマホ対応はもちろんのこと、
今回ご紹介したAMP対応はこれからの時代、避けて通れない道となるかもしれません。
また出来るだけ早い対策を講じている会社は、
検索結果で上位表示されやすくなる可能性が高まります。
ユーザー目線でのweb対策を今一度、考え直してみては如何でしょうか!?

- 2016年07月12日
- カテゴリー : web戦略コラム
- タグ : facebook広告, web戦略, 動画広告
以前、当コラムにてfacebookの動画広告がオススメである、とご紹介しました。
※facebook動画広告について:
しかし、「動画」というキーワードに皆様まだまだ抵抗があるようでして、
・プロに撮影してもらわなきゃいけないからハードルが高い・・・
・カッコいい編集が社内じゃ出来ないし・・・
・動画制作コストが高くて、とてもじゃないがトライし辛い・・・
といったご意見をいただくことが少なくありません。
そこで、今日は、
動画撮影のための機材不要、動画編集ソフトも不要の
facebookスライドショー広告をご紹介します。

facebookのスライドショー広告でニーズ喚起
facebookスライドショー広告に必要なものは・・・・
「画 像」
だけです。
パワーポイントなどで画像を複数枚作成しておき、
facebookの広告機能でアップすれば、
スライドショーとして数秒間毎に画像が切り替わります。
動画とは違った動的メッセージを
facebookユーザーに伝えることが可能となります。
そんなfacebookスライドショー広告のメリットは・・・
・特別なソフトや機器が必要ない!
(パワーポイントやキーノートで広告に必要な画像が作成可能)
・回線速度の遅い通信環境下でも、再生可能!
・数クリックで広告が作成できる!
・何よりもfacebook広告のターゲティング精度を活用できる!
などが挙げられます。
1枚の静止画広告では、どうしてもニーズ喚起できるほどのメッセージを
見込客に届けることができない、
かといって動画を作るほどの労力もないし、コストもかけられない、、、
という企業にはスライドショー広告がピッタリです。
皆様も、この新しいプロモーション方法をお試しされては如何でしょうか!?

弊社で制作を行ったスライドーショー広告の事例です。
是非ご覧ください。
最後に・・・
画像はあるけど、facebookの広告運用に不安がある・・・
という場合には、弊社のfacebook広告運用代行をご検討ください♪
▼facebook広告運用代行サービス
http://www.doubleloop.co.jp/business/solution/facebook/adsupport/
- 2016年06月23日
- カテゴリー : web戦略コラム
- タグ : OGP設定, facebook広告, web戦略
お世話になっております。
ダブルループの福田です。
facebookで投稿する際、ほんの少しの工夫をするだけで
ファンや見込客の目を惹くことが可能です。
今日は工夫のためのちょっとしたコツをご紹介します!

facebook投稿のいいね!を増やすOGP設定とは
facebook投稿の際、OGP設定をされていらっしゃいますか!?
OGPというのは、投稿時にリンクURLを貼り付けた際に、
リンク先のアイキャッチ画像やブログタイトル、ディスクリプションなどを
意図した通りに表示させる仕組みのことです。
弊社facebookページでも、このOGPを使って投稿しております。
https://www.facebook.com/doubleloop/
(※最近だと6/11の投稿がOGP設定しています。)
facebookでURLを差し込んだ投稿の経験がある方はご存知だと思いますが、
URLを投稿文に貼り付けると自動的に画像が表示されますよね?
あれこそがOGPです。
しかし、このOGP、時として表示させたい画像やタイトルが表示されない場合があります。
これはfacebookがタイトルなどの情報をキャッシュしていることが原因です。
facebookのデータベース上に既に1度、登録されたことがURLだとこのような現象が起きるのではないかと推測しています。
表示がうまくいかないケースだと、何度投稿を試みても意図した表示がされません。
では、どうすればいいのか!?というと・・・
Sharing Debugger
というfacebookの開発者向けツールを使うことで解決できます。
簡単ではありますが、このツールの使い方を説明します。
- Sharing Debugger を開きます。
https://developers.facebook.com/tools/debug/sharing/
- 開いた画面の中段ちょっと上の方に「URLを入力」という欄がありますので、
そこに投稿でOGP設定をしたいURLを貼り付けます。
- 画面右側の「デバッグ」をクリックします。
- そうするとキャッシュが再取得され、本来の(意図した)画像やタイトルが表示されるはずです。
※画面中段くらいの「Link Preview」で確認できます。
あとはURLを改めて投稿内に貼り付け直すだけです。

ひと仕事増えるため、「ちょっと面倒だな〜」と感じられたかもしれません。
しかし、このようなひと手間がリーチ数やエンゲージメント率を高めるのです。
facebookからの集客を増やすためにも、次回の投稿で是非お試しください!