社長ブログ
- 2021年02月1日
- カテゴリー : web戦略コラム
- タグ : SEO, SEO対策, WEBマーケティング, web戦略
お世話になっております。ダブルループの福田です。
昨年末にも少しだけ解説しましたが、Wordpressには様々なプラグインが存在し ます。
定番とよばれるものからweb制作専門家向けのものまで、その数はなんと 60,000個弱もあります。
そしてそれらプラグインは日々、バージョンアップがなされています。
バージョンアップによって「さらに便利になった!」というプラス要素もあれば
逆もしかり「あれ、前より使いづらくなった・・・」ということもあり得ます。
今日は定番中の定番と言えるSEO対策プラグインの All in One SEO について、最近大幅にアップデートがありましたので、それを引合にWordpress のプラグインアップデートについて考えてみます。
All in One SEOのアップデートから考えるプラグイン設定
ず今日は結論から申し上げます。
WordPressのプラグインを安易にアップデートしたり、自動更新設定にしておくと危険です。
アップデートによってもしかしたら利便性が下がったり、脆弱性が高まるなどといったリスクが発生する可能性があるからです。
では具体例としてAll in One SEOのアップデートについて紹介します。
All in One SEO、旧名All in One SEO Packは多くの(200万件以上のサイト)ユーザーに利用されているWordpressのプラグインです。
ご存じない方に向けて念のためどんなプラグインなのかを解説します。
All in One SEOはその名の通り、これ1つでサイトのSEO効果を高めるための設定を行うことができます。
SEO対策でやるべきことは山ほどありますが、そのうちの
・SEOのメタ要素の設定
・XMLサイトマップの設定
この2点をこのツールで、それも無料版で行うことが
可能です。
メタ要素とサイトマップを設定しておくことで、Googleの検索エンジンに対して皆さんのサイトコンテンツを認識してもらえるようになります。
以上の通り、無料で効果的なSEO対策を行えることから多くのWordpressユーザーに愛用されています。
そんなAll in One SEOが、昨年12月に大幅にアップデートされました。
具体的には設定画面(UI)が大きく変わりました。
これまではほぼ1ページの中で設定を行うだけだったものの、アップデート後はウィザード形式になり、設定を完了させるためにはいくつかのページを遷移しな
ければならなくなりました。
こう書くとアップデートによって機能が劣化したのか・・・と思われるかもしれませんが、機能的にはパワーアップしてます。さらにUIについてもイマドキのUIになって見やすくなっています。
ですが、以前のAll in One SEOを重宝していた方からすると
「画面が変わりすぎて使いづらい・・・」
という場合もあります。
つまり、アップデートによってUXが損なわれる場合がありうるのです。
こういった事態を防ぐためにもWordpressのアップデート設定を見直しておくべきです。
具体的には・・・
・Wordpressの管理画面上のメニューから「プラグイン」を選択する
・各プラグインの横の自動更新欄にて「自動更新を無効化」と表示されている
場合は無効化しておく
以上が対策となります。
ただ、一切アップデートしないことが正しいのかというと、決してそんなことありません。むしろアップデートしないリスク(脆弱性を抱えているVer等)もあるのです。
よって正しくは
・ご利用中のプラグインについて新しいバージョンがリリースされる
・ネットで評判や使い勝手の口コミをリサーチする
・マイナーアップデートではなく、メジャーアップデートの場合は数週間様子をみてアップデートする(※)
これらが正しい手順と言えます。
※今回のAll in One SEOのような大規模なアップデートには初期のバグがつきものです。なのでバグ修正のプログラム適用を施された頃を見計らってアップデートした方が吉です。
便利なWordpressのプラグインですが、リスクをしっかりと判断した上で運用していきましょう。
弊社サービス紹介
■いつでも自分でページを作成できる「WordPress付き!ホームページ制作」
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■ターゲットを絞って効率的に集客「facebook広告運用代行」
■被リンクに頼らず検索上位へ!「ホワイトハットSEOサービス」
昨年は大変にお世話になりましてありがとうございました。
ダブルループの福田です。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
年が明けて2021年、いかがお過ごしでしょうか。
限定的ではありますが緊急事態宣言が発出(する見込が高く)し、マーケティン
グ的には2021年も対面などの地上戦は厳しい環境となりそうです。
webマーケティングの重要性がますます高まる今日ですが、新年1発目の今回は
Googleの最新アップデートについてまとめてみました。
コアアップデートから読み取るGoogleの狙い
Googleのコアアルゴリズムアップデートは通常、年に3、4回実施されています。
コロナ禍の2020年も例外ではなく3回実施され、最後のコアアルゴリズムアップ
デートは12月にありました。
今回のアップデートによって検索順位にどのような影響を及ぼすようになったか
については、例によってGoogleから正式なアナウンスはありません。
Googleがリリースしている記事や関係者のSNSによると、今回のアップデート内容に特筆すべき点はなさそうです。
ただ、これまでと同様にコンテンツ(記事やページ)の専門性やオリジナリティ、読みやすさについては言及されていました。
また弊社のクライアントの様子やweb関係者からの情報を見る限りだと、医療関
連のwebサイトにおいて大きな順位変動が見られました。
※あくまで弊社調べです。
以上から今回のコアアルゴリズムアップデートの内容を総括すると・・・
・ブラックハットSEOのような大きな制約や改正は無い
・コンテンツの専門性やオリジナリティなどE-A-T基準で優れたコンテンツを作る 努力を怠らないようにすること
・ユーザービリティを持続的に高めていくこと
・医療関係(クリニックなどの病院、美容、病気など)においては上記3点を再評価し直したからなのか、順位が変動している
というのが今のところ、掴んでいるファクトです。
この中の「E-A-T」については以前にも当ブログで解説しましたが、Googleの
SEO対策における根幹をなすものとされているので改めて説明してみます。
E-A-TはGoogleの検索品質評価ガイドライン
(https://webmaster-ja.googleblog.com/2019/10/core-updates.html)
に登場するキーワードです。
上のリンクの中の「コンテンツに集中する」というタイトル以下の内容がE-A-T
に関する日本語訳内容となります。
ポイントを抜粋すると・・・
・コンテンツは独自性のある内容か
・独自性があり、なおかつ高品質である(誤情報がない)か
・具体的で信頼性が高く、安心して見て良い内容か
・事実のみだけではなく、洞察など意見を含んでいるか
・スマホなどあらゆる端末で適切に表示されているか
・読者の読む気を削ぐほど大量の広告を表示させていないか
・読んだユーザーがシェアしたり、ブックマークする内容か
ザックリですがこんな感じです。
文章として眺めると「当たり前のことじゃないか」という印象を受けます。
が、裏返しに表現してみると、もしかしたら皆さんの中にも思い当たる節がある
のではないでしょうか。
検索品質評価ガイドラインの裏返し一例
・他社のコンテンツに乗じて、似たような業界情報を記事にしている
・速報的な情報を記事にしている(説明が不十分な可能性がある記事である)
・推測ばかりで、十分に調査していない内容を記事にしている
・外部のライターに委託して制作させた低品質コンテンツである、
それも大量生産(制作させた)したうちの1つである
皆さまがたにおいては、2021年は(も)是非、このような点に注意していただき
ながら、良質なコンテンツを制作していただければと思います。
コンテンツ制作で何かお悩みがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
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- 2020年12月28日
- カテゴリー : web戦略コラム
- タグ : SEO, SEO対策, web戦略, wordpress
お世話になっております。ダブルループの福田です。
「ホームページを作るならWordpress」こんな話を聞いたことがあるのはweb界
隈の方だけではないはずです。
ではWordpressがなぜ便利なのかを、直近のバージョンアップをもとに紐解いて
みます。
WordPressの凄さをバージョンアップの歴史から紐解く
webサイトを管理・運用・制作していくシステムのことをCMS(コンテンツ・
マネジメント・システム)と言いますが、現在、数あるCMSの中でシェアトップ
なのはどのツールでしょうか!?
正解はWordpressです。
※タイトルからご察しの通りです^^;
皆さんもその名前を1度は耳にしたことがあることでしょう。
WordPressの世界シェアは40%弱でシェア率では断トツです。
なぜそんなにも評価されているのか・・・ということについては多方面で語られ
ていますので割愛して、今日は最近の機能改善、いわゆるバージョンアップ内容
をもとにWordpressの利便性を解説してまいります。
WordPressは2003年に登場して以来、延べ39回のバージョンアップを遂げてきました。
ここ2年は年3回のペースでバージョンアップを行っています。
ご参考までにWindows10は1年に2回です。
※バージョンアップの内容やボリュームを比較できないので対象として正しいの
かはさておき^^;
要するに頻繁に機能改善が行われているということです。
では具体的にどんな風に使いやすくなってきているのかを直近3回のバージョン
アップ内容をもとにみてまいりましょう。
記事の作成のしやすさ
ソーシャルアイコンの挿入、色のバリエーション、文字数表示などユーザーの見
やすさを考慮するライターにとって有難い機能が搭載されました。
SEO対策
・サイトヘルスステータス
SEOに加えてセキュリティも管理画面上でチェックというか、パフォーマンスが
イマイチだったりセキュリティ異常がある際に通知が届くようになりました。
・XMLサイトマップ生成
WordPressにおいては以前まではプラグインでサイトマップを生成している方が
多かったと思いますが、標準機能で対応できるようになりました。
直近3回のバージョンアップの中で、技術的な改善を除くとこんな感じの機能改善が図られています。
導入当初は使いづらいと非難を浴びたGutenbergも利便性は高まってきていて、
WordPress5.4にバージョンアップした際にはエディターの読み込み時間が14%、入力にかかる時間が51%も短縮したという事例がありました。
このようにWordpressは無料のCMSながら毎年「使い勝手」と「検索性」の面で大きく改善がなされています。
コンテンツを自社で追加していかれるのであれば断然Wordpressがオススメです。
※シェアが高く、オープンソースであるため多くの情報が公開されていることか
ら脆弱性の問題が多く発生するデメリットを抱えていることも事実ですので、
その点にはご注意ください。
コロナによって足を使った営業活動が難しくなった今日において、webサイトの
役割は多様化し、これまで以上にwebマーケティングの重要性は増していくはず
です。
ニューノーマル時代のweb戦略にお悩みの方はどうぞご相談くださいませ。
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- 2020年12月14日
- カテゴリー : web戦略コラム
- タグ : WEBサイト, Webサイト制作
お世話になっております。ダブルループの福田です。
11月よりSEO対策について書いてきましたが、今回もSEO対策といえばそれに
あてはまる話です。
これまでのSEO対策がwebコンテンツ上の対策ならば、今回のはハード(ミド
ルウェア)上の対策と言えます。
HTTP/2とは
ホームページなどwebサイトはサーバーの中に格納されていて、HTTPという通
信手段を通じて、クライアント端末からサーバーへアクセスし、画像や文字情報
を表示させています。
拙い例で恐縮ですが、噛み砕いていえばHTTPは「レストランのウェイター」だ
と思ってください。
HTTPがウェイターならばお客さんはスマホやPCなどクライアント端末で、web
サイトを構えているサーバーが厨房となります。
お客さんのオーダーをウェイターが聞き取り、それを厨房に届けてお客さんの
オーダー通りのwebページを表示させるのです。
このようにオーダーを正しく受け取り、届ける役目のHTTPですが実は進化して
います。
それがタイトルにある通り、HTTP/2です。
1つ前のHTTP/1.1は1999年に公開されました。
その後、約16年の時を経て2015年にHTTP/2が公開されました。
ではHTTP2と以前とでは何が違うのかを説明してまいります。
まず従来のHTTP/1.1の場合、サーバーに対して原則1つずつしかリクエストを送
ることができません。
ウェイターで例えるならば、1品ずつしかオーダーを受けられない上に、そのオーダーを提供するまでの次の注文ができないのです。
ウェブページに表示する画像が2つある場合、1つ目の画像を読み込み終わってか
らようやくもう1つの画像を読み込み始めるということです。
ウェイターの例で考えればウェイターが何度も行き来しなければならなく、非効
率が生じていることを意味します。
一方でHTTP/2ならば複数のリクエストを送って処理することが可能です。
ウェイターでいうならば普通のウェイターにようやくなったという意味でしょう
か(笑)
これに伴い通信効率が改善され、webページの読み込み速度が早くなります。
ここまで見る限りだとHTTP/2には良いこと尽くめに思えますが、まだまだ課題
が残っているのが実情です。
GoogleChromeなど主要なブラウザでは、暗号化が行なわれたHTTPSの通信上でしかHTTP/2が使えません。
またそもそもコンテンツが少ないwebサイトの場合はHTTP/2に対応したとて、
その読み込みスピードを体感できるほどのメリットを享受できない可能性があり
ます。
※前者に関してはGoogleの暗号化通信推奨により、だいぶ浸透してきたので対象外となりえるサイトは少なくなってきました。
読み込み速度が改善されれば、ユーザーにとっては大きな利益と言えるでしょう。
多くの人にとって映える・興味を惹くwebコンテンツを作ることはもちろん、コ
ードや画像サイズを工夫してアクセススピードを高めること、さらには今回ご紹
介したようなサーバー環境やミドル、ソフトウェアにおいて最新技術を活用する
こともまたwebマーケティングと言えます。
サーバーやミドル・ソフトウェアに関しては専門性が必要になりますので、お困
りの方はどうぞお気軽にご相談くださいませ。
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- 2020年11月30日
- カテゴリー : web戦略コラム
- タグ : SEO, SEO対策, WEBマーケティング, web戦略
お世話になっております。ダブルループの福田です。
前回はスマホ版SEOのポイントについて書きましたが、今回はSEOの王道「被リ
ンク」について書いてみます。
SEOにおける被リンクの重要性と集め方
SEO対策における被リンクの重要性は今も昔も変わらず高いままです。
もう説明不要かもしれませんが、被リンクとは他のサイトで自社サイトをリンク
付きで紹介された時のリンクのことを指します。
ではいきなりですが
なぜ被リンクはSEOにおいて重要度が高いのでしょうか?
簡単です。
被リンクが多い≒記事の信用性が高いからです。
様々なサイトにリンクを貼られるということは、その(リンク元の)記事やサイ
トのコンテンツが面白かったり、役に立つということを示しています。
この被リンクについてはGoogleも触れていて、サイト評価の1つの指標にしてい
ることは間違いなさそうです。
被リンクを増やし、SEO対策を行う一連の流れをまとめてみると・・・
1.検索者などユーザーが喜ぶようなコンテンツ(記事)を作成する。
※サイト単位ではなくまずは1ページでOK。
※この時、検索者に見つけてもらいやすいページ構造にする。
2.コンテンツを発信する。
発信手段はメルマガやSNSなど。
3.自社コンテンツが他サイトにて掲載される=被リンクの獲得
ザックリとですが、このような感じです。
このうち、皆さんご自身で実施せねばならないことは1と2です。
結局は良質なコンテンツを作って、自身の手で発信することがという努力が必要
で、webだからといって打ち出の小槌的な楽な方法なんてないのです。
上にあげた1~3の方法は新たに被リンクを獲得していく話でした。
さて、既に自社にwebコンテンツがあり、一定数以上の流入が発生している場合
の被リンクSEO対策は少しだけ話が異なります。
既存コンテンツがある場合の被リンクを用いたアプローチは次の通りです。
1.被リンクを調べる
Googleサーチコンソール(https://search.google.com/search-console/about?hl=ja)
など被リンクチェックツールを使って被リンク元を調べる。
2.質の低い被リンクを否認する
被リンク元のサイトが低品質だったり、以前に流行ったディレクトリ登録型サイ
トからの被リンクについてはリンク否認を行いましょう。
相互リンクのように「のべつまくなしにどんなサイトでも構わないのでとにかく
多くの被リンクを獲得しようとしている」という意思が皆さんのサイトに見える
場合、現在のSEOにおいてはプラスどころか悪影響を及ぼすことすらあり得ます。
よって上述したように被リンクの質を調査して、良い被リンクを残し、悪い被リ
ンクを削除していく必要があります。
被リンクはその重要性の意味を理解した上で正しく対策しなければいけません。
小手先のテクニックではなく、しっかりとユーザーに評価されるようなコンテン
ツを作って、良質な被リンクを獲得していくことを意識してください。
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