Googleのアルゴリズムアップデート内容について

お世話になっております。

ダブルループの福田です

 

4月下旬にGoogleがアルゴリズムアップデートを発表しました。

今回はそのアップデート内容について解説します。

googleアップデート

 

Googleのアルゴリズムアップデート内容について

 

先月末にGoogleがアルゴリズムアップデート「アウルアップデート」

公式に実施したとリリースしました。

 

アウルアップデートを一言で言うならば、

フェイクニュースサイトなど低品質コンテンツが掲載されたwebサイトの

評価を下げるアルゴリズムアップデートのことです。

 

今回のアップデートで大きく3つの変更点があります。

 

1.検索ランキングの変更(フェイクニュースサイトの順位down)

 

アルゴリズムの変更(改良)により、

フェイクニュースなど低品質コンテンツが掲載されているサイト

広告が溢れているサイトの検索結果順位が下落しています。

 

また現在は以前と変わらぬ順位であったとしても

今後、検索順位が落ちていくことが予想されます。

 

ちなみに今回のアルゴリズム変更で、

順位が上がったサイトの傾向や法則性などは今のところ見つかっていません。

 

2.ガイドラインの更新

 

今回のアップデートに伴い、Googleの検索品質評価ガイドライン

(検索結果の品質を判定するために用いるマニュアル)において

フェイクニュースに関する具体的な例が追記されました。

 

3.フィードバックシステムの実装

 

普段からGoogleをお使いの方はご存知かと思いますが、

Google検索にはサジェスト機能というものがあります。

検索キーワードを打ち込んだ際に

キーワード候補が予測で表示される機能がサジェスト機能です。

 

この予測候補において好ましくない、

不適切なキーワードが候補として挙がった際に

「不適切な予測の報告」が画面上で行えるようになりました。

これがフィードバックシステムです。

 

このように今回のアウルアップデートでは

悪い(と思われる)サイトに対する評価システムが刷新されたと言えます。

 

昨年の米大統領選におけるフェイクニュース、

日本では昨年末に話題となった医療関連のキュレーションサイト問題などに対しての

Googleの姿勢が見えるアップデートです。

 

では、今回のアップデートに対してどのように備えればいいのかというと・・・

 

「特に対策すべきことはない、検索者のために良質なオリジナルコンテンツを作り続けるのみ」

 

というのが私の見解です。

 

アウルアップデートはあくまでフェイクニュースや低品質なサイトに

検索者が行きついてしまわないようにすることが目的ですので、

裏を返せば良質なサイト作りを目指しているのであれば無関係と言えるでしょう。

 

SEO対策は今後ますます検索者にとって

喜ばれるようなコンテンツが用意されているサイトだけが

検索結果に反映されるような環境になっていくはずです。

 

安易な誰しもが出来るような取り組みではなく、

皆さんにだからこそ可能な優良なコンテンツ作りに地道に取り組まれることをオススメします。

 

 

執筆者紹介

福田英明
福田英明
株式会社ダブルループ 代表取締役

明治大学卒業後、大塚商会に入社、営業経験を経た後に楽天株式会社に転職。
楽天ではビジネスマッチングサイト「楽天ビジネス」にて営業・コンサル・マーケティング・事業企画の業務に従事。
2010年に、株式会社ダブルループを設立後、多くの企業のホームページ制作及びWEBコンサルティングを行う。
また、大小問わず様々な企業にて、WEB戦略に関する講演を多数行っている。
累計講演回数150回以上。

【著書】
「まるっと1冊でわかる! 起業を決めたら最初に読む本」翔泳社
第三章 「ホームページ作成で必要なこと」執筆
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