ウェブ検索結果右側の広告枠が廃止

こんにちは。ダブルループの福田です。

Googleが色々とルールを変えてきてますね。

今回は広告枠が一部廃止になったことについて触れてみました。

リスティング広告を運用している場合には要チェックです。

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ウェブ検索結果右側の広告枠が廃止

2月中旬に次のようなニュースが飛び込んできました。

「Googleが、デスクトップ向けの検索結果の右側に表示されていたテキスト広告枠を
廃止する」

という内容です。

実際にお手元のデスクトップPCでGoogleを開いていただき、あなたの業界のキーワードを検索してみてください。

そうすると、以前まで検索結果上部だけでなく右側にも表示されていた広告が表示されなくなっているはずです。

(上部の広告は残っています)

Yahoo!のそれと比較してみると分かりやすいかもしれません。

※今回のこの右側広告廃止について、なぜ実施したのかという正式なリリースはまだ出ていません。

 

では、右側広告廃止によって広告(アドワーズ)利用者にとってどのような変化が生じるのかを考えてみます。

広告表示設定(入札戦略)の重要度UP

これまでは見込客が広告の対象となるキーワードを入力し、検索をかけた際に最大11本の広告が表示されていました。

しかし、今後は右側広告がなくなったことに伴い広告枠が減り、7本になります。

つまり、もしこれまでの広告が7番目~11番目に表示されていた場合、広告出稿しているにも関わらず表示されなくなる可能性があります。

よって広告をどのような検索キーワードに対して表示させるか、広告の文言は適切か、ユーザーが求めている広告か、などなど広告表示設定の重要度が増していくことが予想されます。

 

広告コストの増大

上の理由と同様に、広告枠が減ることから「入札」という特性上、広告コストいわゆるクリック単価が上昇することが考えられます。

これにより企業のプロモーション予算の負担が大きくなるかもしれません。

 

 

他にもいくつかの変化が見られると予想していますが、大きく影響を与えるでると考えられるポイントはこの2つとなります。

要するにこれまで以上に緻密なWEB戦略が求められる時代に突入したと言えるでしょう。

今回の変更に対しての対策はもちろん、WEB広告の費用対効果についてお悩みの場合はいつでもご相談ください。

 

尚、今回の右側広告の廃止について、商品リスト広告とナレッジパネル内の広告については対象外となっている模様です。

パッと見て直感的に分かる広告については今後も継続していくというGoogleの意志の現れでしょうか。

執筆者紹介

福田英明
福田英明
株式会社ダブルループ 代表取締役

明治大学卒業後、大塚商会に入社、営業経験を経た後に楽天株式会社に転職。
楽天ではビジネスマッチングサイト「楽天ビジネス」にて営業・コンサル・マーケティング・事業企画の業務に従事。
2010年に、株式会社ダブルループを設立後、多くの企業のホームページ制作及びWEBコンサルティングを行う。
また、大小問わず様々な企業にて、WEB戦略に関する講演を多数行っている。
累計講演回数150回以上。

【著書】
「まるっと1冊でわかる! 起業を決めたら最初に読む本」翔泳社
第三章 「ホームページ作成で必要なこと」執筆
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