facebookページの特徴と活用メリット

今回のコラムでは、facebook企業ページの基本的な内容を記載していきます。

個人アカウントと企業ページの違い

facebookはマーク・ザッカーバーグが2004年にハーバード大学にて始めたサービス
ということをご存知の方は多いと思いますが、
現在、全世界では20億人以上、日本国内でも2,800万人(2018年3月現在)以上の
利用者がいます。

他のSNSツール(mixi ,twitter等)と比べても非常に利用者が多く、ビジネスを行なっていく上で、
facebookは無視できない存在にまでなってきております。

そもそも個人アカウントと企業ページは何が違うのでしょうか?

使い方は似ている部分も非常に多いですが、決定的に違うのは、
企業ページは、不特定多数(友達という関係がない人でも)
に対して、メルマガのように一斉に情報発信をできることです。

ちなみにfacebookの企業ページのアカウントは個人の画面から
簡単に取得することが可能です。

facebook企業ページのメリットとは

facebookの機能の中に「いいね!」というボタンがあります。

個人で使う際は、友だちの投稿に関して、iine_catch

「それ美味しそうだね」

とか

「私もあなたの投稿に同意するよ」

という意味で使われることが多いのですが、企業ページの中にある「いいね!」

は全く意味合いが違います。

(※個人と同様に企業ページの中の投稿に対しての「いいね!」は同じ意味を持ちます。)

では、どのように違うのでしょうか?

企業ページの「いいね!」は

「あなたの投稿を受け取ってもいいよ。」

とか

「あなたの投稿を受取りたい!」

という意思表示になります。

メルマガの配信許諾の意味合いに近いです。

企業にとっては、「いいね!」の数を集めることにより、多くの人に情報発信を
行うことができるようになりますし、

一方で「いいね!」を押した人に関しても、わざわざその企業のfacebookページ
に行かなくても、情報を受け取れるという双方にメリットがあります。

企業が発信する情報は、「いいね!」を押した人のニュースフィード上に、
友達の投稿と重なるように出てきます。

メルマガと違って、情報の受け取り方があまりしつこくないのも人気の一因です。

つまり、facebookの企業ページを開設し、そこから集客や売上アップを行うに
当っては、この「いいね!」の数というのが一つ重要な指標になります。

情報発信の事例

では、実際のどのような使い方をするのでしょうか?国内コンビニ大手ローソンの
事例を挙げて説明をしたいと思います。

現在ローソンのfacebookページの「いいね!」数はlawson
約63万(2018年4月現在)という数字があります。
つまり約63万人の人に対して、情報発信をできる
可能性があるということになります。

実際の投稿内容としては、
「新作のスイーツを仕入れました」
とか
「からあげクン増量キャンペーンやってます」
とかそういった内容です。

それを見た読者が興味があれば、実際に店舗に足を
運び、新作のスイーツを購入したり、からあげクン
を購入したりという形になります。

このような形で、facebookから実際の購入までの流れができているということになります。

実店舗を持たないお店の場合は、これを運営しているECサイトのリンク等を貼って、

そこで商品を購入してもらうという形になります。

投稿の内容や頻度が重要

facebookの企業ページの「いいね!」の数は重要ですが「いいね!」の数を集める
だけを目的として、facebookページを運営しても、それは全くfacebookからの
集客に繋がりません。

facebookの企業ページの「いいね!」を多数保有していても、投稿をしなければ、
それはメルマガの保有リストに対して、何もメルマガを送らないのと同義です。

どれくらいの頻度で投稿するか、どの時間帯に投稿するか、どのような内容で投稿
するかきちんと目標を立てて、計画的にfacebookへの投稿を行なっていきましょう。

まとめ

今回の内容のおさらいですが

facebook個人アカウントと企業ページの大きな違いは、企業ページは不特定多数に情報発信ができることにある。

facebook企業ページの情報発信を行うに当っては、「いいね!」の数が重要

「いいね!」の数を追うだけではなく、どれくらいの頻度で投稿するか、どの時間帯に投稿するか、どのような内容で投稿するかの戦略を練ることが重要。

以上3点になります。

上記でfacebook企業ページのポイントを押さえてもらえればと思います。

ダブルループでは、facebookの広告運用支援も行っております。詳細は下記を

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執筆者紹介

福田英明
福田英明
株式会社ダブルループ 代表取締役

明治大学卒業後、大塚商会に入社、営業経験を経た後に楽天株式会社に転職。
楽天ではビジネスマッチングサイト「楽天ビジネス」にて営業・コンサル・マーケティング・事業企画の業務に従事。
2010年に、株式会社ダブルループを設立後、多くの企業のホームページ制作及びWEBコンサルティングを行う。
また、大小問わず様々な企業にて、WEB戦略に関する講演を多数行っている。
累計講演回数150回以上。

【著書】
「まるっと1冊でわかる! 起業を決めたら最初に読む本」翔泳社
第三章 「ホームページ作成で必要なこと」執筆
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